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独楽帳

青天を行く白雲のごとき浮遊思考の落書き帳

奴隷から経済奴隷へ

「ネットゲリラ」常連の弦巻町氏のコメントの一部だが、これは氏の推理なのか、それとも誰かの著作で知った理屈なのか。
私は西洋人種が自ら奴隷解放をしたことに興味があり、そのほうが経済合理性があったからだろうとは思っていたが、下の説明は明快だ。
「ヒューマニズム」からの奴隷解放、というのは大嘘であり、米国の解放奴隷は衣食住を失って都市に出て最下層の労働者となったわけだ。つまり、「経済奴隷」となったということで、それが現在の世界中の社畜の精神的祖先である。

(以下引用)


 古代の奴隷制度は、たしかに過酷な制度だったが、食い詰めた者にとっては、餓死するよりは債務奴隷のほうが、まだ生きるチャンスが残されていた。 
 奴隷制度が崩壊したのは、農園主にとって、食わせる義務がある奴隷よりは、契約小作人のほうが、そういう義務もないし、命令されなくても自分から首になり餓え死にするのを恐れて、奴隷の2倍働いた。
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