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独楽帳

青天を行く白雲のごとき浮遊思考の落書き帳

「古事記」の国譲りとは、縄文人から渡来人への国譲りだった?

「神戸だいすき」記事の一部だが、なかなか示唆的で興味深い。
大昔の渡来人と縄文人が「譲り合い」をすることで共存した、というのは事実に近いのではないか。もちろん、その結果、縄文人は「下級国民」になり、渡来人は「上級国民」になったわけだが、それでも縄文人は絶滅することはなく、奴隷的な待遇ばかりでもなかっただろう。概して百姓(農奴)階級が縄文人の置かれた地位だろうが、そこから上に昇る者もおり、血の混交が2000年くらい続いたと思う。
これが白人種が相手だったらどうなったかと言えば、旧約聖書にあるように「根絶やし」にされただろう。近世でもオーストラリアのアボリジニとかアメリカ大陸のインディアンなどはそれに近い状況になったわけであり、白人種の他民族への対応はそういうものである。
渡来人と縄文人が譲り合いをしたというか、縄文人が「譲った」のは、古事記の「国譲り神話」に書かれたとおりだと思う。大国主の命がおそらく縄文人の酋長だったのだろう。それが大和朝廷(渡来人朝廷)に国譲りをした、というのは、日本各地で行われた縄文人と渡来人の「手打ち式」をひとつの話にまとめたのではないか。


(以下引用)



次は、日本列島が世界のアクアリウムであることを、話したいです。

日本列島は小宇宙なんですね。
隔離された蓬莱島
一定量のパイしかない。
その袋小路にたどり着いた人々は、征服によっては、全滅する・・・譲り合わせなければ、生き残れない状況をいかに克服するかにかけたのです。

そしてね、その最初の衝突は、縄文人と渡来人の衝突でした。
そこから、日本は「奪い合い」では、全滅する「譲り合い」で、いくらかでも生き延びさせよう・・・という世界観を構築します。


実は、この状況が、今世界中でおこっているのです。
いくら世界が広くても、人類はこの限られた地球号のパイを分け合うしかない。ようやく地球の狭さを実感する所まで来たのです。

縄文人と渡来人が衝突した。。。2000年前の日本列島に、ようやく世界が追いついてきたのですよ。

だから「日本が世界を救う」のです。
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