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独楽帳

青天を行く白雲のごとき浮遊思考の落書き帳

絶対矛盾的自己同一

ずいぶん単純化して断定したものだが、あの難解な文章を読んで、このように言い換えたなら、すごい読解力である。
西田幾多郎は鈴木大拙の影響を受けたと聞いたことがあるが、下の考え方は確かに仏教的だ。あるいは禅宗的だ。
単純な例を挙げれば、右翼(右)と左翼(左)も中庸(中央)という立場から見れば、「端にいる(過激な)存在」という意味では同じであるわけだ。

(以下引用)

絶対矛盾的自己同一」は、日本の哲学者である西田幾多郎の概念です。 一見、対立して相容れないものが、見方を変えると同じものであるという意味です。 西田は、「現在」や「世界」が、絶対矛盾的自己同一そのものと考えます。
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