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独楽帳

青天を行く白雲のごとき浮遊思考の落書き帳

海里から地球の外周を計算する

昔、子供に少し社会科を教えた時に、経済水域「200海里」という箇所で、1海里=1852メートルという数字に、えらく半端な数字で覚えにくいな、と思ったが、これは地球の外周(縦方向つまり南北方向の外周)が元になっているようだ。

(以下引用)

海里(かいり、浬、nautical mile)は、長さ計量単位であり、国際海里の場合、正確に 1852 m である。元々は、地球上の緯度1(1度の60分の1)に相当する長さなので、海面上の長さや航海航空距離などを表すのに便利であるために使われている。

(以上引用)

上の記述によれば、1852メートルを60倍し、さらに360倍したらメートル単位での地球の南北方向の外周が出るわけである。数が大きすぎるので、キロメートル単位にすれば、

1.852×60×360

が地球の南北方向の外周である。もっと数字を丸めて、計算も短くすれば

185×216である。

もっと大胆に数字を丸めれば

200×200

で、およそ4万キロとなる。
つまり、赤道から北極まで約1万キロ、ということで、とても覚えやすいが、果たして、この計算でいいのか、怪しいかもしれない。日本の北端から南端まで約3000キロだったと思うが、その数字には適合しているようだ。つまり、1万キロの約3分の1を占めるわけだ。
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