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独楽帳

青天を行く白雲のごとき浮遊思考の落書き帳

六輝のそれぞれの読み方

最近では暦にこれを載せることも少なくなったが、結婚式や葬式などではいまだに気にされているかもしれないのが「六輝」である。いや、これを「六輝」と言うのだというのも今知ったばかりで、まさに常識でない常識の代表かもしれない。
もちろん迷信の最たるものだが、言葉の意味内容を知らないと気持ちが悪いという、私のようなタイプの人間向けに書いておく。

先勝(せんかち)(せんしょう)
友引(ともびき)
先負(せんまけ)(せんぷ)
仏滅(ぶつめつ)
大安(だいあん)(たいあん)
赤口(しゃっく)(しゃっこう)

内容など、どうせ迷信だから知らなくていいが、問題は読み方である。「大安」など、「たいあん」でも「だいあん」でもいいようなのだが、どちらかだけが正しいと思い込んでいる相手と口論になる可能性もある。「赤口」など、私は「あかぐち」とつい読んでしまう。
なお「友引」など、「友を(あの世に)引っ張る」から葬式には凶だが、正午以外は午前も午後も吉で、悪い日ではない。賭け事だと引き分けにしかならないらしい。まあ、迷信だが、面白いとも言える。「赤口」はその反対に正午だけ吉で午前も午後も凶という悪日だと言う。
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