道を歩きながら考え事をするのが私の習慣(癖)だが、その内容は、「何となく意味は分かるが、よく知らない言葉や物事」についてのものが多い。つまり、私の脳内のブラックボックスである。
たとえば、下の「ジュ・テーム」などがそれで、それが「(私はあなたを)愛している」の意味だということは大昔から知ってはいたが、では、その中のどこが「私は」で、どこが「あなたを」で、どこが「愛している」なのかが分からないわけである。耳で聞くと、2単語にしか聞こえないので、「私は、あなたを、愛している」の3部分にならない。
まあ、下の解説によると、これは連音のようだ。「テ」と「エイム」が「テーム」となったわけだ。しかし、「ジュ」も「テ」も「エイム」も、英語とはまったく異なるから厄介である。これがドイツ語だと「イッヒ・リーベ・ディッヒ」で、間違いなく「I love you」に対応する。つまり、英語とドイツ語は親戚に見える。