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独楽帳

青天を行く白雲のごとき浮遊思考の落書き帳

降圧剤の副作用としての認知症や癌や脳梗塞

まあ、朝日芸能のネット雑誌記事だろうから、どの程度の信頼性があるかどうかは分からないが、実は医学誌だろうが製薬会社の差し金でインチキ記事を書いているという話もある。また医者というのは忙しいので、昔大学で習った知識を絶対視しているか、医者仲間の情報で得た新しい「世界のトレンド」を少し加えるだけだろう。WHOなどというインチキ機関の御託宣もそうした「新知識」になる。
それはともかく、私はこの松本医師の言葉は非常に論理的だと思っている。年を取れば血圧が高くなるのは、体の自己防衛であり、必要なことだという考えだ。
脳梗塞を防ぐ一番の方法は動脈硬化を防ぐことだろうが、その原因とされるコレステロールなど、むしろ血管の柔軟性を保つのではないか、と私は思っているが、それは何の根拠もないただの仮説だ。とにかく、タンパク質を十分に摂っている西洋人には脳梗塞などが少ないように私には思えるのである。その代わり、心臓疾患などが多い気がする。
こうした、国別の食習慣と病気の割合の調査がもっと行われるべきだろう。
いずれにしても、血圧基準が見直されて厳しくなり、降圧剤の使用が激増したことと、認知症や癌や脳梗塞の激増は因果関係があると私は思っている。


血圧の「新常識」降圧剤は絶対に飲むな!(2)大変だと騒ぐ「無知」な医師

 高血圧には一般的に、塩分摂りすぎや運動不足などで血流にダメージが及び、脳卒中や心筋梗塞のリスクが高まる、というイメージがある。だから血圧は下げたほうがいい、とされているのだが─。

「血圧というのは一定でないのが当たり前。逆に、常に一定だったら死んでしまいます。なぜなら人間の体というのは、みずからを守るために自然に血圧を上げ下げしているからです」

 こう語るのは「やっぱり高血圧はほっとくのが一番」(講談社+α新書)の著者である、サン松本クリニック・松本光正院長である。

「熱も咳も鼻水も下痢も嘔吐も、体から悪いものを排除しようとする力が引き起こしています。このように、人間には自身の命を守るための自然治癒力があるのです。冬になると血圧が上がりがちですが、これは体が冬に備えて冬支度をしているから。寒い気温に負けない体にするために血圧を上げるのです」

 人間は二足歩行する唯一の哺乳動物だが、立ち上がることにより、地球の重力に逆らって心臓よりも高いところにある脳に血液を送らなければならない。

「しかし、年を取ると血管は狭くなり弾力もなくなりますから、若い頃のように120〜130mmHgの血圧で脳にまで血液を送ることができなくなってしまう。ならば、ポンプの圧力を上げるより他はない。結果、年齢とともに人間の血圧が上がっていくのです。つまり、体は健康に生きるためにわざわざ血圧を上げてくれているのです。だから、降圧剤を飲む人にさまざまな不調が現れるのは当然のこと。血圧を下げたら脳に栄養や酸素が行き渡らなくなってしまうのですから、わざわざ薬で体を悪くしているようなものです」(松本氏)

 最近の研究では、降圧剤の副作用が、ガンや認知症を誘発する原因となることが明らかになってきているのだが、その中でも特に血圧との関連性が高いのが、脳卒中なのだという。

 かつて日本では、脳卒中のうち血管が破れるタイプに属する「脳出血」が6割以上を占めていた。昔はまだまだ日本人の栄養状態が悪く、コレステロール値も低かったため、血管がもろく破れやすかったのだ。しかし、食生活の欧米化などで栄養状態がよくなった現代では、コレステロール値も上がり血管も強くなったことから、その原因は脳血管に血の塊が詰まる「脳梗塞」が主な原因に。

「降圧剤を飲むということは、人工的に血液の流れを弱くするということ。しかし血流を弱くすると、血の塊が詰まって脳梗塞が発生しやすくなるのです。恐らく血圧心配性の人たちは『これまでずっと降圧剤を飲み続けてきたのにどうして?』となるのでしょうが、これは本末転倒です。降圧剤を飲んでいた『のに』ではなく、降圧剤を飲んでいた『から』脳梗塞になったと考えるべきです」(松本氏)

 脳梗塞の危険因子と呼ばれる高血圧について、松本氏はさらにこう反論した。

「血圧が上がったから脳梗塞が起きたのではなく、脳梗塞が起きたから自然治癒力が働いて体が血圧を上げてくれている、ということ。ところが、ここをまったく理解していない医師は、高くなった血圧の数値だけを見て大変だと騒いで、血圧の薬を出す。これこそ医師の無知にほかならない」





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