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独楽帳

青天を行く白雲のごとき浮遊思考の落書き帳

進む癌研究?

前にも書いたが、私の親族はほとんど高血圧だが、癌患者はひとりもいなかった。つまり、高血圧の人間は癌になりにくい傾向があるのではないかというのが私の仮説なのだが、まあ、そういうことを言い出したら医者たちが激怒するだろうし、高血圧は腎臓などの臓器に負担をかけるというのも事実だろう。
癌というのがなぜ発生するかということも、分かっているようで分からない。胃癌などは食生活が関係するとされているが、子宮頸癌が食生活と関係するという医者はさすがにいないだろう。では、性交が子宮頸癌の原因だ、と明確に言う医者はいるか。聞いたことがない。ならば、子宮頸癌の原因は何か。はたしてワクチンで本当に予防できるのか。ほかの癌はなぜワクチンが存在しないのか。
大昔の漫画ではないが、眼が癌になれば「眼癌」だが、眼は癌にならない。なぜか。
前立腺癌は死亡率が低い。なぜか。
脳腫瘍とは言うが、「脳癌」とは言わない。なぜか。
盲腸炎は存在するが「盲腸癌」は聞いたことがない。なぜか。
すべて、誰も問題視しないが、癌研究は進んでいるとされているらしい。

(以下引用)
 
 
 
国立がん研究センター中央病院=後藤由耶撮影© 毎日新聞 提供 国立がん研究センター中央病院=後藤由耶撮影

 国立がん研究センターは19日、全国のがん専門病院32施設を対象にしたがん患者の10年後、5年後の生存率を公表した。2004~07年に診断された人の10年生存率は前回より1・1ポイント上昇し58・3%。10~12年に診断された人の5年生存率は68・6%で前回より0・2ポイント高かった。

 集計を始めた1990年代後半から改善傾向が続いている。がん検診などによる早期発見が要因の一つだが、今年度は新型コロナウイルスの影響で、がん検診や受診を控えたり、一部の自治体が検診の実施を断念したりしている。千葉県がんセンター研究所の三上春夫部長は「感染対策をして受けてほしい」と述べ、コロナ流行下での受診や受診体制の整備を求めている。

 10年生存率の公表は今回で6回目。21施設約9万4400人の患者情報から算出した。部位別では、前立腺(98・8%)、乳房(86・8%)が高く、肝臓(16・1%)、膵臓(すいぞう=6・2%)は厳しい傾向が続く。患者数が多い部位では、大腸(68・7%)▽胃(66・8%)▽肺(32・4%)――など。

 病期(ステージ1~4)別では、早期の1期では生存率が高い一方、進行した4期では低く、早期発見の重要性が改めて示された。乳房の1期は98・0%だが、4期では19・2%に低下。胃の1期は90%を超えたが、4期は6%を下回った。

 治癒の目安とされる5年生存率は、32施設の約14万8200人を対象とした。部位別では前立腺が100・0%で、乳房と甲状腺は9割を超え、胃や大腸などは7割を上回った。胆のう・胆管(28・9%)、膵臓(11・1%)は前回より上昇したが、他の部位に比べて低い傾向が続き、早期診断や治療法の開発が求められている。

 詳細はウェブサイト(http://www.zengankyo.ncc.go.jp/etc/)で確認できる。【御園生枝里】

がんの部位別5年、10年生存率

         5年  10年

前立腺      100.0  98.8

乳房(女)    93.6  86.8

甲状腺      92.6  85.7

子宮体部     86.3  81.6

喉頭       82.0  63.3

大腸       76.5  68.7

子宮頸(けい)部 75.7  68.7

胃        74.9  66.8

腎臓など     69.9  62.8

ぼうこう     68.5  61.1

卵巣       65.3  48.2

食道       48.9  31.8

肺        46.5  32.4

肝臓       38.1  16.1

胆のう・胆管   28.9  19.1

膵臓(すいぞう) 11.1   6.2

※5年生存率は2010~12年、10年生存率は04~07年に診断された患者。単位はいずれも%。国立がん研究センターの資料に基づき作成




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