浄水器の危険性
(以下引用)
ところで今日、ロン(うちの犬)と山に行ってきた。
山道を歩いていると、こういう器みたいなのを見かける。器の中に雨水がたまってて、さらに落ち葉や土なんかも交じってる。ロンには普段、家で浄水器で濾過したきれいな水を飲ませてるのに、外ではこういう水を飲もうとするのよ。「こら、汚い!」って無理にやめさせる。
こういうのって、犬や猫を飼ってる人にとっては”あるある”じゃない?「家の水のほうがきれいなのに、なんでこんな汚い水を飲もうとするのかなぁ」って、皆さん思いますよね。
でも最近、浄水器の危険性について勉強するにつれ、僕は考え方が変わってきた。
株式会社イーテックの資料を見て、衝撃を受けた。
浄水器で濾過した水では、金魚が飼えない。端的に、この事実だけで、浄水器の何たるかがわかると思う。
僕は誤解していた。てっきりきれいな水、体にいい水だと思っていた。「水道水は塩素などが含まれていて金魚には好ましくないが、浄水器で濾過すれば無害な水になるだろう」と。
でも、実際はそうではない。大手浄水器メーカーの説明書に、確かに「養殖魚などには使用しないでください」との記載がある。
なぜなのか。
メーカー側の説明は「残留塩素の除去能力に関して、100%の保証ができないから」とのこと。
しかしこれだけではない。もうひとつ、決して語られない理由がある。それは、銀抗菌剤の存在である。
浄水器の濾材には活性炭が用いられるが、蛇口の近くで空気に触れている個所は雑菌の温床になりやすい。そこで、銀で抗菌をかける。そうすると炭に雑菌がわかない。
「雑菌がわかない?けっこうなことじゃないか」と思いますか?しかし雑菌がわかないのは、銀に毒性があるからこそ、です。WHOは銀を無害だとしているが、銀の有害性を示すデータは無数にある。銀濃度0.05mg/L以上で人体に影響が出始め、高濃度では「ヒト線維芽細胞に染色体異常を引き起こす」との研究もある。
もっと衝撃的だったのは、大手浄水器メーカーの間での密約の存在である。
彼らは、銀の毒性について知らなかったわけではない。というか、ずっと前から知っていた。しかしメーカー同士で「殺菌のために銀を使っていることや銀の毒性については、互いに口外しないように」と申し合わせた。
これ、消費者の健康に対する裏切りでしょう?
「金魚が住めないようなこんな水、消費者が飲み続けたら、きっと健康を害するだろうなぁ」と危険を予見しつつも、その販売を続けたし、今も続けている。僕は法律に詳しくないけど、こういうのって未必の故意とか、ほとんど犯罪なんじゃないの?
今日もね、ロンがこういう野ざらしになった石の鉢にたまった水をおいしそうに飲むわけよ。
鉢のなかをのぞき込むと、メダカが泳ぎ回っている。少なくとも「メダカが飼える」レベルの水質だから、浄水器の水よりもリスクが低いだろうし、落ち葉が混じっているからフルボ酸も入っている。
知識が行動を変えるというのは本当で、今日はこれまでと違って、心ゆくまで水を飲ませてやったよ(笑)
だいたい犬は、人間の1億倍鼻がいい。その犬が、浄水器の水を好まず、野ざらしの水を好む。もうこの時点で、とっくに答えは出ていたんだよね。