コロナ対策には緑茶と海苔?
「ギャラリー酔いどれ」所載の「in deep」記事で、このサイトは科学大好きの素人が書いているので、あまり信頼できないかもしれないが、素人だからこそ大胆な発想もでき、大胆な考えも表明できるわけである。
まあ、信頼性はともかく、新型コロナの特効薬もワクチンも無い現状ではイワシの頭の信心程度の気持ちで緑茶をいつもより飲み、海苔(海藻)をなるべく食べるというのも害にはならないだろう。
(以下引用)
◆https://indeep.jp/epigallocatechin-gallate-egcg-ingreen-tea-could-win-novel-corovairus/
In Deep 2020年4月3日
◎治療薬として有望な クロロキン等より
「緑茶に含まれる エピガロカテキンガレート のほうが
新型コロナウイルスへの 抗ウイルス作用がはるかに高い」
ことが 公開された論文で判明。 そして思う 日本人の日常食のすごさ
より抜粋、
☆緑茶と 海藻の威力を パンデミック下に想う
今回の記事の内容を 一言で書きますと、
「緑茶は 新型コロナウイルス対策に ものすごくいいかもしれません」
という内容です。もうそれだけです。
これは関係のない話ですが、先日、ニューズウィークの
「日本で 新型コロナの死亡率が低いのは、なぜなのか?」という記事に、
「新型コロナウイルでの 人口に対する死亡率の比較」
が掲載されていました。
感染者数からの致死率は、感染者の実数が明らかではない現状では、
やや意味がない面もありますが、人口比ですと、わりと確実で、
以下は 「人口10万人当たりの死亡者数」の比較です。
・イタリア 人口10万人当たりの死亡者数 10.03人
・スペイン 人口10万人当たりの死亡者数 5.68人
・米ニューヨーク州 人口10万人当たりの死亡者数 0.61人
・韓国 人口10万人当たりの死亡者数 0.21人
・日本 人口10万人当たりの死亡者数 0.03人
3月24日時点まで のもので、現在までも比較としては、あまり変わっていません。
日本の人口比の死亡率は、「イタリアの 330分の1 であり、
スペインの 190分の1 」 となっています。
かなり死亡率の低い韓国と比較しても 「 7分の 1」となっていて、
日本の死亡率の差が かなり明確になっています。
この新型コロナウイルスに関しては、先日の記事でもふれましたけれど、
数多くの種類の「株」があるため、
そのためということもあるでしょうけれど、それにしても、
同じコロナウイルスで この差はちょっとすごい。
以前、以下の記事で、「なぜ 1918年のスペインかぜ で、
日本人は死亡しにくかった のだろうか」
ということにふれたことがあります。
1918年のスペインかぜで 日本の致死率が著しく低かった理由
を探っているうちに突き当たった
「抗ウイルス策 あるいはサイトカインストーム防御策」。
それは海藻と フコイダンに
https://indeep.jp/seaweed-fucoidan-and-virus-immune-cytokine-storm/
もちろん実際のところは わからないにしても、
数々の医学論文を検証していく中で、
・海藻に含まれるフコイダンは、サイトカインの発現パターンを
変化させ、重症化を防ぐ
・岩海苔などに含まれる グリフィスシンという成分に
SARS ウイルスのウイルス感染を抑制する効果 がある
ことがあることを知ったのです。
下のほうの岩海苔の成分に関しては、アメリカ保健福祉省が、
岩海苔とかテングサから抽出できるこの物質の「特許」も取得しています。
それでまあ、考えてみれば、「海苔とか海藻って、世界のほとんどの人たちが
食べないのだよなあ」ということに思い至り、
「関係あるかも なあ」
と思いまして、先ほどの記事を書きました。
今回の新型コロナウイルスの死亡率の低い国である日本と韓国もまた、
日常食として海苔と海藻を食べる数少ない国でもあります。
また、海苔の多糖類を分解できる のは、基本的に「日本人だけ」
ということもありまして、食生活として海藻をよく食べるのは理解できる
ことでもあります。 以下は、2010年のネイチャーの論文を紹介した
AFP の記事からです。
日本人がノリを消化できる理由 を発見
AFP 2010/04/08
日本人の腸が 海草に含まれる多糖類を分解できるのは、
分解酵素を作る遺伝子を 腸内に住む細菌が
海洋性の微生物から取り込んでいるためだ とする論文が、
英科学誌ネイチャーに発表された。
フランスの海洋生物学と海洋学の研究・教育機関「ロスコフ生物学研究所」
の研究チームは、ゾベリア・ガラクタニボラン という海洋性バクテリアが、
アマノリ属の海草に含まれる多糖類を分解する酵素を持っている
ことを発見した。
公開されているDNAのデータベースを調べたところ、
ヒトの腸内に住むバクテロイデス・プレビウスという微生物が、
同じ酵素を作る遺伝子を持っていることが分かった。
このバクテリアはこれまで、日本人の排泄物からしか 見つかっていない。
最近発表された医学論文のリンクを辿っていましたら、
「エピガロカテキンガレート という物質に
最も高い 抗ウイルス作用があった」
この「エピガロカテキンガレート」というのは、
「カテキン」の一種なんですが、つまり「緑茶」に含まれているものです。
ところが、普通のカテキンは、紅茶とかウーロン茶とか、
さまざまなお茶に含まれているのですけれど、
「エピガロ カテキン ガレート」というのは、少なくとも手軽に手に入るものとして、
「緑茶にしか 含まれていない」
のです (後に「テトウストレ」というものにも含まれていると知りました)。
この「緑茶」というのも、日本以外では、世界中の人が日常的に飲んでいる
とはいえないものでして、2015年9月6日の日本経済新聞の記事に
「世界で飲まれ始めた 日本の緑茶 」というものもありましたので、
以前ほど「日本人オンリー」ではないかもしれないですけれど、
でも、海外では緑茶は一般的なお茶 とはいえないです。
海外では、缶飲料の「グリーンティー」などは、
「緑茶にどっさり砂糖が入れられていること」もあり、
驚きの「甘い緑茶」を購入してしまうこともあると思います。
ともかく、そういう「日本人だけが 日常的に飲んでいる緑茶」というものが、
現在わかっている分には、「この世の食品成分の中で
最も新型コロナウイルスに有効」だと知りまして、
海藻の存在と共に、何とも感慨深く思った次第です。
先ほどの論文には、18種類の食品成分がすべて数値として比較されているのですが、
参考として、新型コロナウイルスの治療薬として期待されている
「クロロキン」とか「レムデシビル」との数値を比較しますと、
ウイルスの受容体によっては、
「緑茶の成分は、抗ウイルス薬の最高で
2倍ほどの 抗ウイルス活性がある」
のです。
副作用が強いとされる 抗ウイルス薬より、医薬品関係の方などが
いらっしゃいましたら、この緑茶の成分 エピガロカテキンガレートを
ベースにした治療薬なり、他の何かなりの考察を持たれていただければ幸いです。
しかし、私たち一般人としては、とにかく、
「日常で 緑茶をたくさん飲んで、海藻類を たくさん食べましょう」
というようなことで よろしいのではないかと思います。
☆2020年 3月30日の In Deep メルマガ号外「緑茶の効用」より
新型コロナウイルスに 有効な成分(効果の高い順)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
1. エピガロカテキンガレート (緑茶)
2. クルクミン (ウコン)
3. アピゲニン (パセリ、セロリ、グァバ)
4. ベータグルカン (きのこ類、最も多いのは、ハナビラタケ)
5. ミリセチン (クルミ、ブドウ、ベリー類)
6. ケルセチン (たまねぎ、そば、りんご)
7. ピペリン (黒コショウ)
8. ゲニステイン (大豆)
9. ジアゼイン (大豆)
10. フェルラ酸 (コメ、大麦、小麦)
11. アリイン (ニンニク)
12. リポ酸 (牛・豚のレバー、腎臓、心臓)
13. レスベラトロール (ぶどう、赤ワイン)
14. グルコサミン (カニ、エビ)
15. ジンゲロール (生姜)
16. スルフォラフリン (ブロッコリー)
17. アリシン (ニンニク、玉ネギ)
新型コロナウイルスに対して、最も高い 薬理活性を示したのは、
「エピガロ カテキン ガレート」
という 緑茶の成分だった のです。
「抗ウイルス薬より 新型コロナウイルスに有効である 可能性」
があるのです。
そして、重要なことは、
「このエピガロカテキンガレートは、この世で 緑茶にしか含まれていない」
のです。
紅茶にもウーロン茶にも含まれてはおらず、 「緑茶だけ」なのです。
取り急ぎ、メルマガの号外で ご紹介させていただきました。
ご参考になれば幸いです。
何とか いろいろと免疫をつけて、乗り切りたい ですね。
まあ、信頼性はともかく、新型コロナの特効薬もワクチンも無い現状ではイワシの頭の信心程度の気持ちで緑茶をいつもより飲み、海苔(海藻)をなるべく食べるというのも害にはならないだろう。
(以下引用)
◆https://indeep.jp/epigallocatechin-gallate-egcg-ingreen-tea-could-win-novel-corovairus/
In Deep 2020年4月3日
◎治療薬として有望な クロロキン等より
「緑茶に含まれる エピガロカテキンガレート のほうが
新型コロナウイルスへの 抗ウイルス作用がはるかに高い」
ことが 公開された論文で判明。 そして思う 日本人の日常食のすごさ
より抜粋、
☆緑茶と 海藻の威力を パンデミック下に想う
今回の記事の内容を 一言で書きますと、
「緑茶は 新型コロナウイルス対策に ものすごくいいかもしれません」
という内容です。もうそれだけです。
これは関係のない話ですが、先日、ニューズウィークの
「日本で 新型コロナの死亡率が低いのは、なぜなのか?」という記事に、
「新型コロナウイルでの 人口に対する死亡率の比較」
が掲載されていました。
感染者数からの致死率は、感染者の実数が明らかではない現状では、
やや意味がない面もありますが、人口比ですと、わりと確実で、
以下は 「人口10万人当たりの死亡者数」の比較です。
・イタリア 人口10万人当たりの死亡者数 10.03人
・スペイン 人口10万人当たりの死亡者数 5.68人
・米ニューヨーク州 人口10万人当たりの死亡者数 0.61人
・韓国 人口10万人当たりの死亡者数 0.21人
・日本 人口10万人当たりの死亡者数 0.03人
3月24日時点まで のもので、現在までも比較としては、あまり変わっていません。
日本の人口比の死亡率は、「イタリアの 330分の1 であり、
スペインの 190分の1 」 となっています。
かなり死亡率の低い韓国と比較しても 「 7分の 1」となっていて、
日本の死亡率の差が かなり明確になっています。
この新型コロナウイルスに関しては、先日の記事でもふれましたけれど、
数多くの種類の「株」があるため、
そのためということもあるでしょうけれど、それにしても、
同じコロナウイルスで この差はちょっとすごい。
以前、以下の記事で、「なぜ 1918年のスペインかぜ で、
日本人は死亡しにくかった のだろうか」
ということにふれたことがあります。
1918年のスペインかぜで 日本の致死率が著しく低かった理由
を探っているうちに突き当たった
「抗ウイルス策 あるいはサイトカインストーム防御策」。
それは海藻と フコイダンに
https://indeep.jp/seaweed-fucoidan-and-virus-immune-cytokine-storm/
もちろん実際のところは わからないにしても、
数々の医学論文を検証していく中で、
・海藻に含まれるフコイダンは、サイトカインの発現パターンを
変化させ、重症化を防ぐ
・岩海苔などに含まれる グリフィスシンという成分に
SARS ウイルスのウイルス感染を抑制する効果 がある
ことがあることを知ったのです。
下のほうの岩海苔の成分に関しては、アメリカ保健福祉省が、
岩海苔とかテングサから抽出できるこの物質の「特許」も取得しています。
それでまあ、考えてみれば、「海苔とか海藻って、世界のほとんどの人たちが
食べないのだよなあ」ということに思い至り、
「関係あるかも なあ」
と思いまして、先ほどの記事を書きました。
今回の新型コロナウイルスの死亡率の低い国である日本と韓国もまた、
日常食として海苔と海藻を食べる数少ない国でもあります。
また、海苔の多糖類を分解できる のは、基本的に「日本人だけ」
ということもありまして、食生活として海藻をよく食べるのは理解できる
ことでもあります。 以下は、2010年のネイチャーの論文を紹介した
AFP の記事からです。
日本人がノリを消化できる理由 を発見
AFP 2010/04/08
日本人の腸が 海草に含まれる多糖類を分解できるのは、
分解酵素を作る遺伝子を 腸内に住む細菌が
海洋性の微生物から取り込んでいるためだ とする論文が、
英科学誌ネイチャーに発表された。
フランスの海洋生物学と海洋学の研究・教育機関「ロスコフ生物学研究所」
の研究チームは、ゾベリア・ガラクタニボラン という海洋性バクテリアが、
アマノリ属の海草に含まれる多糖類を分解する酵素を持っている
ことを発見した。
公開されているDNAのデータベースを調べたところ、
ヒトの腸内に住むバクテロイデス・プレビウスという微生物が、
同じ酵素を作る遺伝子を持っていることが分かった。
このバクテリアはこれまで、日本人の排泄物からしか 見つかっていない。
最近発表された医学論文のリンクを辿っていましたら、
「エピガロカテキンガレート という物質に
最も高い 抗ウイルス作用があった」
この「エピガロカテキンガレート」というのは、
「カテキン」の一種なんですが、つまり「緑茶」に含まれているものです。
ところが、普通のカテキンは、紅茶とかウーロン茶とか、
さまざまなお茶に含まれているのですけれど、
「エピガロ カテキン ガレート」というのは、少なくとも手軽に手に入るものとして、
「緑茶にしか 含まれていない」
のです (後に「テトウストレ」というものにも含まれていると知りました)。
この「緑茶」というのも、日本以外では、世界中の人が日常的に飲んでいる
とはいえないものでして、2015年9月6日の日本経済新聞の記事に
「世界で飲まれ始めた 日本の緑茶 」というものもありましたので、
以前ほど「日本人オンリー」ではないかもしれないですけれど、
でも、海外では緑茶は一般的なお茶 とはいえないです。
海外では、缶飲料の「グリーンティー」などは、
「緑茶にどっさり砂糖が入れられていること」もあり、
驚きの「甘い緑茶」を購入してしまうこともあると思います。
ともかく、そういう「日本人だけが 日常的に飲んでいる緑茶」というものが、
現在わかっている分には、「この世の食品成分の中で
最も新型コロナウイルスに有効」だと知りまして、
海藻の存在と共に、何とも感慨深く思った次第です。
先ほどの論文には、18種類の食品成分がすべて数値として比較されているのですが、
参考として、新型コロナウイルスの治療薬として期待されている
「クロロキン」とか「レムデシビル」との数値を比較しますと、
ウイルスの受容体によっては、
「緑茶の成分は、抗ウイルス薬の最高で
2倍ほどの 抗ウイルス活性がある」
のです。
副作用が強いとされる 抗ウイルス薬より、医薬品関係の方などが
いらっしゃいましたら、この緑茶の成分 エピガロカテキンガレートを
ベースにした治療薬なり、他の何かなりの考察を持たれていただければ幸いです。
しかし、私たち一般人としては、とにかく、
「日常で 緑茶をたくさん飲んで、海藻類を たくさん食べましょう」
というようなことで よろしいのではないかと思います。
☆2020年 3月30日の In Deep メルマガ号外「緑茶の効用」より
新型コロナウイルスに 有効な成分(効果の高い順)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
1. エピガロカテキンガレート (緑茶)
2. クルクミン (ウコン)
3. アピゲニン (パセリ、セロリ、グァバ)
4. ベータグルカン (きのこ類、最も多いのは、ハナビラタケ)
5. ミリセチン (クルミ、ブドウ、ベリー類)
6. ケルセチン (たまねぎ、そば、りんご)
7. ピペリン (黒コショウ)
8. ゲニステイン (大豆)
9. ジアゼイン (大豆)
10. フェルラ酸 (コメ、大麦、小麦)
11. アリイン (ニンニク)
12. リポ酸 (牛・豚のレバー、腎臓、心臓)
13. レスベラトロール (ぶどう、赤ワイン)
14. グルコサミン (カニ、エビ)
15. ジンゲロール (生姜)
16. スルフォラフリン (ブロッコリー)
17. アリシン (ニンニク、玉ネギ)
新型コロナウイルスに対して、最も高い 薬理活性を示したのは、
「エピガロ カテキン ガレート」
という 緑茶の成分だった のです。
「抗ウイルス薬より 新型コロナウイルスに有効である 可能性」
があるのです。
そして、重要なことは、
「このエピガロカテキンガレートは、この世で 緑茶にしか含まれていない」
のです。
紅茶にもウーロン茶にも含まれてはおらず、 「緑茶だけ」なのです。
取り急ぎ、メルマガの号外で ご紹介させていただきました。
ご参考になれば幸いです。
何とか いろいろと免疫をつけて、乗り切りたい ですね。
PR