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独楽帳

青天を行く白雲のごとき浮遊思考の落書き帳

ドラクエ11の欠点

「ドラクエ11」は歴代ドラクエの中でもドラクエ3(多くの人は5を推すが私は3がこれまでの歴代最高だと思っていた。)と最上位を争う出来だと思うが、欠点がまったく無い3と比べて、いろいろと欠点がある作品でもある。その中で、「勇者」の意味が初期とまったく変わっているのは非常に違和感がある。いや、「勇者」がかつての伝説的英雄の子孫であってもかまわないが、それを周囲の人間が「勇者」と呼ぶのはどうなのか、と思うわけだ。下のコメントにあるように、勇者とは単に「勇敢な者」であって、別にその者の血筋がどうとか超能力を持っているとかはまったく関係ないことである。
メタ的な次元で言えば、「勇者」とはプレイヤーキャラクターの呼び名にすぎない。いつから「勇者」に余計な意味が加わったのか、あまり気持ち良くない話である。ゲーム内で、「勇者」という言葉が出てくる(しかも頻出するのである。)たびに、居心地が悪くなるのは私だけか。

そのほかの欠点。

1。ムービー場面が多すぎるし長すぎる。しかも、2周目以降もカットできないので、これが非常に退屈。さらに、ムービーなら全部ムービーでいいのに、セリフごとに画面がストップするから自分で操作するしかなく、他の仕事や作業をしながら勝手にムービーを流すこともできない。
2。ムービー画面のストーリー自体がだいたい平凡で退屈。
3。世界崩壊後に主人公が魚となって、釣り針にかからないとゲームが進行しない箇所で、釣り針にかかるのが極端に難しい。私は何度やっても30分から1時間はかかる。現代人はそれほど暇ではない。ゲーム操作者に無駄な時間を使わせるのはゲームにとって最悪の犯罪である。
4。ストーリー全体のバランスが悪い。一番面白い、最初に6つのオーブを集める部分で、オーブを集める必要性が分かった時点で最初から2つが手元にあるのは手抜き感がひどい。
5。中盤で「世界崩壊」のはずが、世界のほとんどは無事である、というのも詐欺的である。それならそれで、はっきり「世界の半分が崩壊した」と言えばいいのである。そもそも、魔王がなぜ世界を崩壊させるのか、意味が分からない。まあ、これはドラクエにはいつも付き物の問題だが。自分で世界を崩壊させながら、「世界は我が物なり」と言うのも妙な話だ。
6。一番魅力的なキャラクターであるベロニカを中盤で殺したため、「旅」が退屈になる。特に、男だけで旅をするあたりは色気ゼロ、面白みゼロである。マルティナが加わっても、セーニャやベロニカがいないと興趣が盛り上がらない。

などなど、文句はあるが、女性キャラクターが、モブキャラも含めて魅力的な点では歴代最高だろう。男は、主人公も含め、どうでもいいキャラばかりであるwww 




27 名無しさん必死だな 2018/07/30(月) 02:53:23.19 EKLlvDLM0.net
そもそも、ドラクエ3の勇者って
勇敢な者くらいの意味しかないだろ
ゾーマ倒して初めて伝説になっただけで
行く先々で「勇者様ー」とか言われても
実際の意味は「一般人の勇敢な人」程度
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