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独楽帳

青天を行く白雲のごとき浮遊思考の落書き帳

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「健康診断」の無意味さ

「阿修羅」から転載。

(以下引用)

健康診断の「不都合な真実」 〜本当に意味があるのはごく一部、無駄な検査で寿命が縮まることも!?
http://www.asyura2.com/15/health17/msg/812.html
投稿者 軽毛 日時 2016 年 7 月 25 日 20:08:47: pa/Xvdnb8K3Zc jHmW0Q
 

2016年07月25日(月) 週刊現代
健康診断の「不都合な真実」
〜本当に意味があるのはごく一部、無駄な検査で寿命が縮まることも!?

〔PHOTO〕gettyimages
医学の進歩は目覚ましい。だが、それは同時に見つける必要のない異常まで発見し、健康な人を病人にしてしまう。本当に長生きする人は、うまく医療から距離を取っているのだ。

検査しても寿命は伸びない!
「様々な健康診断、人間ドックすべてについて言える重大な事実があります。諸外国には検査を受けた人と受けない人を均等に分けて行われた追跡調査がたくさんあって、それらを調べると検査を受けても受けなくても寿命、総死亡率に差がないか、受けたほうがむしろ寿命が短いという結論が出ているのです」

こう語るのは、新潟大学名誉教授の岡田正彦氏。カナダやヨーロッパの多くの国では「健康診断が寿命を伸ばすという科学的根拠は一切なく、検査を受けるかどうか、もっと慎重に考えるべきだ」という勧告が多くの学会から出されている。

そもそも検査とは、早期に病気を発見・治療し、その病気によって死亡する確率を下げるためのもの。だが、多くの検査が、その役割を果たしていないということが明らかになっているのだ。岡田氏が続ける。

「アメリカで行われた面白いアンケートが『米国医師会雑誌』に出ています。健康診断に協力している医師数百人を対象にした調査なのですが、その結果によると9割の医師は『検査自体は必要だが、実際に行う検査項目はわずかなものでいい』と答えているのです」

その調査によると48%の医師が血液検査のコレステロールや中性脂肪の検査が必要だと答え、44%の医師が尿検査が必要だと答えている。

その他、血糖値、腎臓や肝臓及び甲状腺の機能を調べる血液検査などは必要と見なす医師が多かったものの、レントゲンや心電図は不要だと答えた人が大半を占めた。

現在、日本でも広く行われている肺のレントゲン検査は意味のない検査の典型である。

「胸部X線検査で肺がんは見つけられないということは前々から言われていて、科学的にも明らかです。

もともとあの検査は結核を見つけるための検査だったのですが、結核患者が減って必要なくなってしまった。しかしそれでは放射線技師たちの仕事がなくなるということで、肺がん検診にすりかえてしまおうとなったのです」(医療ジャーナリスト田辺功氏)

健康診断や人間ドックを受ける人は誰もが、がんのような怖い病気をいち早く見つけてもらおうと思っているはずだ。しかし、現実には病院や医療界の都合で行われている意味のない、それどころか危険に満ちた検査がまかり通っている。

例えば乳がんの検診だ。武蔵国分寺公園クリニックの院長、名郷直樹氏が語る。

「しばしば乳がん検診を受けましょうというキャンペーンが大々的に行われていますが、乳がん死亡が減るという論文がある一方、検診結果を分析すると他のがんによる死亡が増えるというデータもあります。

それどころか、『過剰診断』という弊害も生じている。患者の生死には無関係な早期乳がんが見つかるケースです。実際、'12年には、乳がん検診によって診断される乳がんの30%は過剰診断であるという論文が報告されています」

もし検診を受けなければ、乳がんと診断されて大きな精神的ストレスを受ける必要もなかったはずだ。なかには不要な手術で乳房を取ってしまったり、副作用の強い抗がん剤を飲まされる人もいただろう。

実際、米国では予防医療作業部会が、マンモグラフィーによる乳がん検診は40代女性にとって利益より不利益が大きいので推奨しないと述べている。

高いカネを払って被曝
無駄で意味がない胃がんの検査も横行している。バリウムを飲んで行う二重造影法検査だ。都内の民間病院に勤める内科医が語る。

「健康診断のシーズンになると日に何百枚もレントゲン写真を見るのが、若い頃の私の仕事でした。正直言って、ほとんど何も見えないですよ。先輩からも『何も考えなくていいから、1秒で適当に判断すればいい』と教わりました。

それでも3~5%くらいの人は再検査に回さなければならないから、適当に選んで『要精検』とハンコを押す。それで内視鏡をやって、何もなかったら『よかったですね』となるし、万が一何か見つかったら『検査をしてよかった』となるんです。

しかし、ほとんどの人には放射線被曝するだけで何のメリットもない。被曝量は胸部レントゲン検査の比ではないですからね」

これでは何のために苦労してバリウムを飲まされるのかわからない。なぜいまだにこのような意味のない検査が行われているのか。

「本当は最初から内視鏡の検査をしたほうがよいのですが、内視鏡は時間がかかるんです。一人の患者さんにつき20分~30分くらいかかります。これでは1日で診られる人数は限られてくる。

一方、放射線技師が流れ作業で胃透視をやれば1日で30人は処理できる。健診機関としてはバリウム検診のほうが楽に儲かるんです。

また、内視鏡検査は医師が行うのですが、バリウム検査は放射線技師が行う。会社などの大規模な健診だと放射線技師のほうが数を揃えやすいという都合もあります」(前出の内科医)

最近ではPET-CTという最新の検査法で、がんの早期発見を目指す試みもある。

PETは陽電子断層撮影法、CTはコンピュータ断層撮影法のことで、この2つの技術を組み合わせ、30分ほど横になっている間に全身の状態が調べられるというものだ。保険が利かないが、大きな病院に行けば1回15万円ほどで受けられる。

大がかりな装置で、費用もかかるので、受診者は「きっとどんな病気も見つけてくれるに違いない」と信じたくなるところだが、健康な人がPET-CT検診のみを受けることで、がんによる死亡率が下がるという科学的な報告はない。

PET-CTにも被曝のリスクはつきものだし、むしろ無害な腫瘍を発見してしまう過剰診断で、不要な手術や治療を受ける可能性だってある。何も症状がないのに定期的に高いカネを払ってPET-CTを受けるのは、健康オタクの大金持ちの道楽みたいなものだ。

現在、世界的に無駄な検査や治療を見直そうという動きが広まっている。アメリカで始まった「賢く選択しよう(Choosing Wisely)」という運動がその代表で、日本版の「賢く選択しよう」運動も、無駄な検査を減らすように提言している。

その筆頭に上がるのが、「健康な人が受けるPET-CT検査」なのだ。同運動は、健康な人が受けるがんの腫瘍マーカー検査にも疑問を投げかけている。

多くの人間ドックには腫瘍マーカーというオプション検査がついていて、臓器別にすべて測定すると結構な金額になる。しかし多くの場合、腫瘍マーカー検査はがんの早期発見には無力である。長尾クリニック院長の長尾和宏氏が語る。

「CEA(大腸がん・胃がん)やCA19-9(膵臓がん)などを測ることが多いのですが、値が正常と異常の間のグレーゾーンに入る人が少なからずいます。そういう人が様々な精密検査を行っても異常が無いことがほとんど。しかし不安やストレスで病気になる人もいるので『腫瘍マーカー症候群』と呼んでいます。

いま流行の遺伝子検査も人によっては罪作りになる。『あなたが認知症になる確率は9割』なんて言われたら、誰だって不安から本当に病気になりますよ。遺伝子検査は星占いレベルだと思っていたほうが気が楽だと思います」

脳ドックのせいで脳卒中に
こうなると、健康な人ががんを早期発見することは、ほとんど不可能ということになるが、なかにはその効果が科学的に証明されている検査もある。

大腸がんの早期発見のために行われる「便潜血反応検査」だ。

アメリカやイギリスの調査で、年1回の検査で大腸がんの死亡率が下がると証明されており、日本版「賢く選択しよう」運動も、その効果を認めている。

過剰診療が原因で、さらに深刻な健康被害を招くケースがある。とくに症状がない人が脳ドックを受けたときに脳の血管に異常が見つかった場合だ。

脳ドックの目的は無症状のうちに脳動脈瘤を見つけて、くも膜下出血などを減らすことにあるが、検査によって脳血管疾患の死亡率が下がるというデータは存在しない。それどころか、無駄な手術を受けることで半身不随などの健康障害が起きるケースが生じているのだ。前出の岡田氏が語る。

「脳ドックで小さい脳動脈瘤が見つかった場合、患者はそれがいつ破裂するかわからないという精神的な不安に苛まれます。

手術を行うか、または血管に細い管を入れて膨らんでいる箇所を治療するのですが、これは非常に高度な手技を要する。下手をすると血管が破れたり、血管の内側をこすることによって血の固まりができて、その血栓が飛んで、脳梗塞を起こすこともあるのです。実際、治療の後遺症として、脳梗塞や脳出血がとても多いことがわかっています」

ところが、実際に手術を行う医者は、それだけ危険で難しい手術をするという覚悟があるとは限らない。

「医者は自分の技術に酔いしれて、冷静に判断できない。うまくいった手術だけ成功体験として記憶に残りますが、失敗した場合は自分のせいではなくて患者の血管の形が悪かったとか、たまたま薬が合わなかったとか、理屈をつけ、例外として処理してしまう。

しかし科学的なデータに基づけば、健康な人が脳ドックを受診することで健康被害が生じていることは明らかなのです」(岡田氏)

前出の内科医は、「検査より、ゆっくりとした問診が健康診断の本筋」だと語る。

「でも時間をかけて患者さんの話を聞いてもおカネにはなりません。問診はそこそこにしてMRIに回したほうが、病院はずっと儲かるのです」

自分の健康状態を知るための検診ならいいが、医者を儲けさせるための検診で、しかも健康を害する可能性まであるのなら、受けないほうがいいに決まっている。

「週刊現代」2016年7月23日・30日合併号より
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/49246  

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新カテゴリー「英語の諺の散歩道」の案内

このブログ「独楽帳」は、文字通り私自身が「独りを楽しむ」意図で作ったブログだが、読み手がいるなら、そういう奇特な人へのサービスもしたいとは思っている。まあ、読んで面白い記事や役に立つだろうという記事を書くだけのことだが、あるいは書かれた内容が気に障る人もいるだろう。特に、私はマルクス以前の「空想的社会主義」に賛同する者で、現代の各国の社会主義の影響でできた福祉制度の充実や維持を望む者なので、金儲け第一主義者には嫌われるかと思う。ここで書く内容の大半も、金が無くても友人が無くても自分自身の頭脳を相手にするだけで人生は楽しめるという思想で書かれているのである。
そういう「娯楽」のひとつが「学校の勉強ではない勉強」である。まあ「勉強」と言った時点で「勉め強いる」意味だから、楽しいはずはないのだが、何かを学ぶことや知ることは本来大きな利益であり娯楽でもあるわけだ。知った結果としての学歴などの利益ではなく、それが自分の頭の中身(私は「思考素」と言っている。つまり考える材料だ。)に有意義な断片を加えるという意味でのメリットだ。
で、これから時々書いていこうと思っているのが、私が持っている「ENGLISH PROVERVES  EXPLAINED」という英書の中から私が面白く思った英語の諺をネタにした短い随筆である。
もちろん、私の英語の学力は中学生レベルなので、これは単なる娯楽であり、間違いも多いだろうという想定の下で読んでもらう必要はあるが、まあ、そういう娯楽もある、というだけのことだ。
カテゴリータイトルは「英語の諺の散歩道」である。
この一文は新ジャンルの案内だが、そのジャンルの趣旨を表す英語の諺とその解説を書いておく。訳はしない。まあ、群れていないと生きている気がしないという多くの人や「絆」という言葉の好きな人たちから嫌われそうな思想ではある。

A wise man is never less alone than when alone.

Wise people are resourceful and do not feel the lack of company when alone, because they can find plenty to do and plenty to think.

ただし、私自身が下の諺のロバであると認めないこともない。ロバのいななきは耐え難い騒音とされている。

Every ass likes to hear himself bray.(どんなロバも彼自身のいななきを好む)

舌が肥えるという不幸

最近、ドストエフスキーの『悪霊』を再読したばかりで、最初に読んだ時より理解できて面白かったのだが、それ以来、大衆小説の類への読書意欲が減退したという副作用が出てしまった。つまり、多少面白かったりはしても、その面白さは自分がかつて経験した読書体験の興奮や感動(もちろん、「悪霊」もそのひとつだ。)には及ばないことが分かっているからだ。まあ、新しい作家などのほうが未知の感動を与えてくれるかもしれないが、良作に行き当たるまでに無数の愚作と出会う苦痛が嫌なのである。人生の残り時間も少ないのに、愚劣な作品に時間を奪われたくない。
まあ、「悪霊」レベルの作品は世界文学でも稀だと思うが、昔読んだ「戦争と平和」あたりを再読してみようかな、と思っている。本当は泉鏡花の作品などを読んでみたいのだが、読みたい作品はほとんど文庫本化されていないので、外国の大家の作品、それも19世紀までの作品がいいかな、と思っている。
稲垣足穂のある作品に「愛の経験は、後にはそれが無いと我慢できなくなるという欠点がある」という言葉があるが、優れた文学との出会いも同じである。

段ボールコンポスト

まあ、やるかやらないか分からないが、コンポストで堆肥を作ってみようかな、と思っているので、メモである。一番の要は、容器を密閉して虫が入らないようにすることのようだ。

(以下引用)

段ボールコンポストによる堆肥の作り方・使い方

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このページを印刷する最終更新日:2021年5月24日

ページの概要:段ボールコンポストによる堆肥の作り方及び使い方を紹介します。

段ボールコンポストとは、段ボール箱を利用した生ごみ処理容器で、段ボール箱に土壌改良材を入れ、好気性(酸素を必要とする)微生物の力によって生ごみを分解し、堆肥を作るものです。

段ボールは通気性がよく、生ごみの水分を逃がしたり、発酵に必要な空気を通すのに適しています。

においも少なく、場所も多く取らないので、集合住宅のベランダでも取り組むことができます。

是非チャレンジしてみてください!

用意するもの

用意する物の一覧
  • 段ボール箱(みかん箱程度の大きさ。  厚手で強度のあるもの(二重構造)で防水加工でないもの)
  • 二重底用の段ボール板
  • 基材(ココピート15リットル及びもみ殻くん炭10リットル) (注)そのほかおがくず、竹粉、腐葉土等も基材となります
  • 風通しのよい網目状の台
  • スコップ
  • 虫よけキャップ

段ボールコンポストの作り方

段ボールコンポストの作り方の手順

(手順1)段ボールを組み立てる

段ボールを箱状に組み立て、底が抜けるのを避けるために二重底にする。

また、以下の点に気をつける。

  • ガムテープはクラフトテープを使う。
  • 最小限のガムテープ(クラフトテープ)で固定する。
  • 虫の侵入を防ぐため、隙間や穴をガムテープで目張りする。
  • 発泡スチロールやプラスティックのケースは容器として使用できない。

(手順2)風通しの良い網目状の台に段ボールを置く

直接地面に置くと、底が湿って段ボールが壊れやすくなるので注意する。

(手順3)基材を投入する

あらかじめ混ぜた基材(ココピート及びもみ殻くん炭等)を段ボールの6割くらいまで入れる。

(手順4)生ごみを投入する

生ごみ投入の手順の画像
  1. 前日に入れた生ごみ部分のみよくかき混ぜる
  2. 中心部に穴を掘って、生ごみを入れる
  3. 上から基材をかぶせておく
  4. 虫よけキャップをかぶせる

生ごみ投入の際のポイント

投入物

  • 投入量は1日につき500から800グラム程度で、投入期間は3から6か月程度。
  • 生ごみはなるべく細かくしてから入れる。
  • 廃油、魚のあら、炭水化物は微生物の分解促進になる。
  • タマネギ、トウモロコシ、タケノコの皮等の乾燥したものは分解されるまでに時間がかかる。
  • 貝殻は分解しないので投入しない。
  • 落ち葉・木の枝等の庭から出るものも投入しない。

(注)しばらくの間投入を停止していた場合、水1リットル程度を加え、よくかき混ぜてから再開する。

温度管理

  • 微生物が順調に分解していると、段ボールの中身が20度から40度まで上がる。
  • 寒い季節は微生物の働きを助けるため、日なたなど暖かい場所に置く。

置き場所

  • 雨にあたらない場所に置く。
  • 風通しの良い場所に置く。
  • 可能であれば日当たりが良い場所に置く。

臭い対策

  • 投入する前の生ごみを適度に水切りする。
  • スコップを縦に差し込み、しっかりと空気を送り込む。

虫対策

  • 台所の生ごみも密封保管して、虫に卵を産ませないようにする。
  • 段ボールコンポストにきちんとガムテープで目張りし、毎日虫よけキャップをかぶせて虫に卵を産ませないようにする。

(注)白くてふわふわしたカビが発生することがあるが、失敗ではないので、よくかき混ぜて引き続き使用することができる。

熟成

「熟成」とは?

  • 最後に投入した生ごみを分解し、堆肥として使用するための準備工程。
  • 段ボールコンポストへの生ごみ投入期間が3か月から6か月程度経過し、基材がべたつき、分解するまでに時間がかかると感じた時に行う。

熟成の必要性

  • 段ボールコンポストへの生ごみ投入を終了した時点では、堆肥ではない。
  • 未熟な堆肥を土の中に入れると、土の中で熟成がはじまり、植物の根を傷めることがある。

熟成の手順

  1. 1週間に1回程度1リットルから2リットルの水分を加え、基材全体をよく混ぜて分解を促進する。
  2. 熟成期間は、夏期で2週間から1か月、冬期で1か月から2か月程度で、生ごみの形がなくなり、水分を加えても温度の上昇がなければ熟成完了となる。

堆肥の使用

堆肥の効果

  • 土を柔らかくして通気性を良くする。
  • 養分を供給する。
  • 保水力、保肥力を良くする。

堆肥の使用例

プランターの場合

  • 土3から4に対して堆肥が1となるように全体的にまいてよくかき混ぜる。

庭や畑の場合

  • うねを作り、溝部分に堆肥を入れて、上から土を被せる。

段ボールコンポストの手引き

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堆肥を使い切れない方へ

段ボールコンポストを使用して作った堆肥を使い切れない場合は、資源化推進室にご連絡ください。

堆肥を引き取り・有効利用します。

引取りができる堆肥

完熟した堆肥で、段ボールに入っているもの

引取りまでの流れ

  1. 資源化推進室(電話番号:052-072-2390)に連絡
  2. 引取り先(各区環境事業所)の案内
  3. 引取り先に持ち込む
  4. 公共施設において緑のカーテン等で利用

関連リンク

このページの作成担当

環境局ごみ減量部資源化推進室事業所排出指導担当
電話番号:052-972-2390
ファックス番号:052-972-4133
電子メールアドレス:a2297@kankyokyoku.city.nagoya.lg.jp

世界は資本主義(新自由主義がその究極)という地獄からの脱出を求めている

単なるメモである。
私自身はマルキシズムにはまったく興味は無い。むしろ彼以外の「社会主義者」に興味があり、「共産主義」など実現不可能な空想だと思っている。しかし、社会主義的要素が無い政治は人民抑圧の恐怖政治になるしかないだろう。

(以下引用)

「資本論」への関心高まる コロナ禍で“経済格差”など意識か

およそ150年前に資本主義のメカニズムを分析した思想家、カール・マルクスの「資本論」への関心が高まり、関連する書籍が人気を集めています。

出版社などは経済格差や環境破壊などの社会問題がコロナ禍の中でより意識されていることが、背景にあるのではないかとしています。

「資本論」は、ドイツの思想家、カール・マルクスが1867年に発表した著作で、資本主義のメカニズムをひも解き内包する問題点などを鋭く分析したもので、その後の経済体制のあり方などに影響を与えました。

出版社などによりますとコロナ禍の中、この「資本論」への関心が高まり、内容を解説した本や資本主義社会をテーマにした関連書籍に注目が集まっています。

このうち、去年9月に出版された大阪市立大学の斎藤幸平准教授の「人新世の『資本論』」は、地球環境に負荷をかけて経済成長を追い求める資本主義では温暖化や経済的格差の解決は難しいなどと論じていて、30万部の異例のベストセラーとなっています。

斎藤准教授は「資本主義が豊かさをもたらした一方で、その弊害がよりあらわになり、持続可能な社会を求める動きが世界的に出てきている。コロナ禍の中でグローバルな資本主義の問題を自分事として受け止める人が増えているのではないか」と話しています。

このほかにも「資本論」の内容を丁寧に解説した「武器としての『資本論』」や、現代社会の労働のあり方を批判的に分析した、「ブルシット・ジョブ」など、関連書籍が相次いで出版され、書店では特集コーナーが設けられるなど人気を集めています。

都内の大手書店の担当者は「若い人たちを中心に反響が大きく驚いている。格差や環境悪化は差し迫った問題で、このままの社会でいいのかという思いや意識があるのではないか」と話していました。

注目の背景に「温暖化」「格差」

地球温暖化は、大規模な森林火災や異常な高温、ハリケーンの大型化など世界各地でさまざまな影響を及ぼしていると指摘されています。

ロシアのシベリアでは去年、北極圏で過去最高とみられる38度を観測するなど異常な高温となり、こうした高温が続けば永久凍土が溶けて、地中のメタンが放出されるなどしてさらに多くの温室効果ガスが排出されるおそれがあるとされています。

オーストラリアでは、おととし9月から去年2月ごろにかけて発生した大規模な森林火災で33人が死亡したほか、コアラが焼けて死ぬなど30億匹の野生動物が被害を受けたと推計されています。

国連は温暖化の深刻な被害を防ぐためには、二酸化炭素などの温室効果ガスの排出を抑え、世界の平均気温の上昇を1.5度以内に抑える必要があると呼びかけています。

国連のグテーレス事務総長は、「世界は今世紀中に3度から5度という壊滅的な気温上昇に向かっている。自然との融和を図ることはすべての人、すべての場所において優先課題でなければならない」と述べて、対策の強化を訴えています。

また、世界的な経済格差の問題も深刻です。

世界の貧困問題に取り組む国際的なNGOの「オックスファム」は、2019年の時点で、10億ドル以上の資産を持つ富裕層2100人余りの資産の合計は、世界の総人口のおよそ6割にあたる46億人の資産の合計を上回っていたとする報告書をまとめています。

2011年には経済格差の解消などを訴えるアメリカの若者たちの抗議行動が全米各地で行われ、世界各地でも抗議の声が上がるなど格差の拡大は世界的な社会問題となっています。