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独楽帳

青天を行く白雲のごとき浮遊思考の落書き帳

歯磨きとうがい(歯間水流通過)の明白な差

多くの人は、歯磨きを勘違いしていると思うが、歯磨きは「歯の掃除」であって「口腔の掃除」ではないし、しかも「歯の表面の掃除」であって「歯間の掃除」ではない。だから、食後に歯磨きをしても、歯間の食べカスは残っていて、ひどい場合は数日も残る。まあ、違和感があれば歯間ブラシなり糸楊枝なりで取るだろうが、小さいカスの場合は残り続け、歯の腐食の原因になる。

私のお勧めは、うがいであるが、普通のうがいのように数秒口の中で水を回して吐くという類のものではなく、数分間、歯の間から水を押し出し、唇のほうから逆方向に押し返すような連続動作で水に歯間を通過させるのである。些細な動作のようだが、これで驚くほど歯間のカスが取れる。しかも、連続的にその動作をすることで、歯間に粘着していたゴミも次第に緩んで取れるのである。つまり、うがい(歯間水流通過)は3分以上するべきだ、というのが私の主張である。
歯と歯の間の水流の力は想像されるより大きい。これは、大きい口径のパイプから小さい口径のパイプに水を流す時の水圧の変化を考えれば明白だろう。中学理科の知識はそういう風に日常的に使うものだ。
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