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独楽帳

青天を行く白雲のごとき浮遊思考の落書き帳

ビットコインの創業者利益

追記:マイニングと呼ばれるビットコインの新規発行と、下記の「創業者利益」に、ビットコインによる不正の可能性がありそうだ。


(以下引用)出典は前記事と同じ。




誰がビットコインをつくったのか

ビットコインは、2008年10月に、中本哲史(Satoshi Nakamoto)と名乗る人物がインターネット上に投稿した論文によって、提唱されました。

それからわずか3カ月後、2009年1月には、ビットコインの理論を実現するためのソフトウェアがオープンソースで開発され、公開されました。そしてすぐに、ビットコインの最初の取引が行われています。開発者や、この時からビットコインを所有している人たちは、膨大な価値を持ったビットコインを所有していると言われています。

それからおよそ1年後の2010年2月に、ビットコイン両替ができる最初の取引所が誕生しました。そして同年5月、はじめて現実社会でビットコインを使った決済が行われています。



(引用2)ビットコインが投機対象になることでの不正も問題であり、下の記事が参考になる。



2017年12月20日 / 14:29 / 16日前

コラム:ビットコイン投機あおる日韓当局、規制が裏目に

Robyn Mak

 12月20日、仮想通貨ビットコインは、アジアで規制当局という予想外の仲間を見つけた。世界の取引規模が3000億ドル(約34兆円)に膨らんだビットコイン市場において、日本と韓国は現在その約半分を占めている。ソウルで13日撮影(2017年 ロイター/Kim Hong-Ji)

[香港 20日 ロイター BREAKINGVIEWS] - 仮想通貨ビットコインは、アジアで規制当局という予想外の仲間を見つけた。世界の取引規模が3000億ドル(約34兆円)に膨らんだビットコイン市場において、日本と韓国は現在その約半分を占めている。

日本はビットコインなどの仮想通貨を扱う取引所を公式に認めている。韓国も検討している。こうした動きはリスクを封じ込めるためだが、同時に、仮想通貨の受け入れを奨励し、この触れることのできないキャッシュの魅力を高めることにもつながっている。

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最もよく知られ、最大の取引規模を誇る仮想通貨、ビットコインの価格は今年1556%上昇し、1万6522ドルを超えた。金融機関は依然としてビットコインの急激な価格変動を警戒しているが、日本と韓国の個人投資家からは爆発的な需要がある。

情報サイト「コインヒルズ」の試算によると、世界全体の取引において、円と韓国ウォン建ての取引は合わせて51%を占める。

仮想通貨を売買し、預けることのできる取引所は急成長している。情報サイト「コインマーケットキャップ」によると、韓国の取引所ビットサムは世界有数のプラットフォームで、1日あたりの取引高は50億ドル近くに達している。

とはいえ、世界的には、取引所のほとんどが規制されておらず、投資家は保護されず、窃盗被害に遭うこともしばしばだ。韓国の取引所ユービットは19日、取引所を閉鎖するとともに破産を申請すると発表した。同取引所は今年に入って2度目となるハッキング攻撃を受けたばかりだった。

中国の中央銀行は今年、詐欺やマネーロンダリング(資金洗浄)やキャピタルフライト(資本逃避)を防止するため、仮想通貨の取引所を閉鎖した。一方、米国では、ニューヨークのような一部の州だけが、仮想通貨に関わる事業にライセンスを義務付けている。

これとは対照的に、日本と韓国の金融当局は仮想通貨取引を合法化しようとしている。日本では4月、仮想通貨が決済手段として認められた。同国の仮想通貨取引所は、年次監査を行い、資本要件を満たし、マネーロンダリング対策を講じなければならない。

韓国でも同様の法制化が検討されている。仮想通貨取引で得た利益にキャピタルゲイン税を課す日本の動きを受け、韓国でも同税の導入が検討されている。日本の与党・自由民主党の片山さつき政調会長代理(参院議員)は都内で行われたロイターのBreakingviewsイベントで、仮想通貨の市場を金融庁が監督することを歓迎すると語った。

ただし、こうした措置は予想外の結果をもたらす可能性がある。

中国では、取り締まりによって、取引が不安定な「ピアツーピア」(P2P)オンラインプラットフォームやメッセージアプリに移行した。また、日本の新しい法律は投機をあおった可能性がある。日本の主要取引所における取引は4月以降、急増している。

リスクを封じ込めようとして、アジアの規制当局は逆にそれをあおっているのだ。

*筆者は「Reuters Breakingviews」のコラムニストです。本コラムは筆者の個人的見解に基づいて書かれています。

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